野菜栽培の手順を知ろう!

皆さん、こんにちは。絵描き農家まごです。


今回の記事では「野菜栽培の手順を知ろう!」というテーマで、実際に野菜を栽培するときの流れや基本用語について解説しています。


野菜を栽培するというのは、野菜が生育するための最適な環境を整え、播種から収穫を終えるまで野菜の生育を手助けすることです。


野菜の種類によって適切な環境やお世話のタイミングは異なりますが、基本的な栽培の流れは同じです。

野菜栽培の基本的な流れ

STEP.1
畑の準備
耕うん、元肥施肥、畝立てなどの作業を行い、野菜を育てるために最適な場所を確保したり、最適な環境を整えます。
STEP.2
播種・定植
野菜の種をまいたり、苗を定植します。
STEP.3
生育期間中の管理
間引き、追肥、中耕、土寄せ、整枝、誘引、摘果など野菜の生育に応じて必要な管理を行います。
STEP.4
収穫
成熟するなど、食したり加工利用したりするのに適した時期の野菜を収穫します。
STEP.5
収穫後のケア
冷やしたり、乾燥させたり野菜それぞれに適したケアを施し、品質を維持します。

基本用語説明

絵描き農家まご

野菜栽培の基本用語について説明します。

耕うん

土を掘り返したり、反転させたりして耕す「耕起」、土の塊を細かく砕く「砕土」、地面を平らにする「整地」の3つの作業を合わせて耕うんといいます。耕うんには、堆肥などの有機質の分解を早め、通気性や排水性をよくするなどの土壌を改良する効果があります。その他にも、雑草の発生を抑えたり、土が柔らかく平らになることで種まきなどの作業が行いやすくなるという利点があります。

元肥施肥

野菜の初期生育を助けるために、種まきや苗の植え付け前に肥料を施す作業です。肥料が少なすぎれば生育不良となり、多すぎれば葉が茂りすぎたり、病害虫発生などの原因になります。元肥には効果がすぐに現れない「遅効性肥料」や「緩効性肥料」を使用し、土とよく混合する必要があります。そのため、耕うん作業と同時に行われることが多いです。

畝立て

土を細長く盛り上げてつくる野菜の栽培場所を「畝」と呼び、それをつくる作業のことを畝立てといいます。土壌の排水状況や野菜の特性に合わせて高さや幅を決めます。畑の排水がよく、湿度に強い野菜を育てる場合は低く、畑の排水が悪く、湿度に弱い野菜を育てる場合は高くといった感じです。明確な定義はありませんが、5〜15cmの低い畝のことを「平畝」、20〜30cmの高い畝のことを高畝と呼ぶことが多いです。畝の幅は畑の面積や野菜の生育に必要な幅に合わせて決めます。決まった数値はないのですが、はじめのうちは野菜栽培に関する本や雑誌に載っている数値を参考にして決めるといいと思います。※マルチ(雑草の抑制や温度調整ができるプラスチックフィルムの園芸資材)を畝に被せる場合は、畝立て作業と同時に行います。

播種

野菜の種をまく作業です。まき方には点まき、すじまき、ばらまきなどの方法があり、種の大きさなど野菜の特性に合わせて方法を選びます。種をまいたあとは土をかけ(覆土)、かるく押さえつけて(鎮圧)、発芽や生育に良好な環境を整える必要があります。種をまく深さや覆土(ふくど)の量は、光を好むか嫌うかの野菜の種の性質によって異なります。

定植

育苗した苗を畑に植え付ける作業です。畑に直接種をまく「直播き」の場合はこの作業工程はなくなります。苗を扱う際は、根を茎を痛めないように慎重に行います。

間引き

発芽後、あるいは苗が幼いうちに、混み合っている株を抜きとって、その後の生育に必要な間隔をとってあげる作業です。同時に生育不良や病虫害の出ている株を抜き取ることで優良な苗の選抜も行います。

追肥

野菜の生育に応じて必要な肥料を追加で施す作業です。すぐに効果を得る必要があるので、速効性のある液体肥料や化成肥料を利用することが多いです。

中耕

野菜の生育期間中に、畝間や株間の土の表面を浅く耕す作業です。固まってきた土をほぐして土壌条件を改良したり、除草の効果があります。根や茎葉を傷つけると生育を阻害したり、病気の発生に繋がるので、注意して行う必要があります。

土寄せ

野菜の成長に合わせて、株元に土を寄せ集める作業です。成長した苗を固定したり、雑草の発生を抑える効果があります。中耕と同時に行われることが多いです。

整枝

野菜の生育期間中に、開花、着果を促進するために、不要な芽を取り除いたり(芽かき)、枝の先端部を摘み取ったり(摘芯)して樹形を整える作業です。日当たりや風通しをよくする効果があります。

誘引

野菜の茎やつるを支柱に結びつけ、伸びる方向を促すことで、樹形を整える作業です。風や植物自体の重さで苗が倒れないようにする効果もあります。

摘果

均一でよい品質の果実を得るため、なりすぎた果実をまだ小さい未成熟のうちに摘み取る作業です。残した実に十分な栄養を与え、株への負担を減らすことで野菜の生育を助けます。花がつぼみのうちに摘み取ったり(摘蕾)、花が咲いてすぐ摘み取る(摘花)場合もあり、そちらの方が効果が高いですが、摘果には果実の良し悪しを見てから判断できるメリットがあります。

収穫

食したり加工利用したりするために適した時期の野菜を収集する作業です。

収穫後のケア

収穫後も野菜は生きています。冷やしたり、乾燥させたり、暗所で保管したり、野菜それぞれに適したケアを施し、品質を維持したり追熟させたりする必要があります。

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